ウィルス

みなさんが思っている以上に、性病にはたくさんの種類がありますが、それを知っている人は意外と少ないのです。
それぞれに特徴的な症状があり、似ているものもあるので混同して覚えていることが多いです。
性病の症状や感染経路、原因を知っておくと、予防をすることができます。
一度感染すると完治ができないものや、症状が辛かったり、感染力が強かったりするものが多いです。
そこで今回はどんな性病があるのか詳しく見ていきたいと思います。

性感染症の症状

まずは有名な性病に見られる様々な症状の、特徴的なところを押さえていきます。

最もインパクトのある見た目なのが尖圭コンジローマです。
尖圭コンジローマは性器や肛門周辺にカリフラワー状のイボができるのが特徴です。
尿道や膣の中にイボができることもあるので、気付かれないこともあります。

性器ヘルペスは性器に水ぶくれができる病気です。
痛みやかゆみを伴い、水ぶくれの中にはウイルスが詰まっているので、それが割れることによって広がっていきます。
性器ヘルペスは一度なると完治することはありません。

クラミジアはおりものが増加したり、下腹部に痛みがでたり、男性の場合には尿道から膿が出ます。
クラミジアは80%の人が無症状のため、気付かない人が多いです。

女性にとって切っても切り離せないのがカンジダになります。
カンジダは主に女性に出るもので、カッテージチーズ状のおりものと性器の強いかゆみが特徴です。
免疫力の低下によって発症することが多く、女性の8割は発症したことがあると言われています。
男性の場合には性器に白いカスが付いたりしますが、気付かないことが多いです。

梅毒はかつて不治の病と言われていましたが、今はきちんと治療をすることによって治すことができる病気になります。
梅毒は感染してから3週間後に性器や太もも周辺にしこりができて一度消えます。
3ヵ月後に今度は大きなゴムのようなしこりができ、これもまた一度消えるのです。
しかし、その後茶色いゴム腫ができ、末期になると脳や目等に重い障害まで残してしまいます。

淋病は男性の場合尿道から黄色みがかった膿が出るのが特徴的です。
淋病は排尿痛もあるので男性は気付きやすいのですが、女性はおりものが増加するだけなので付きにくいです。
もし自覚症状があっても、他のものと勘違いしてしまうことが多いです。

性病の中でも代表的なのがエイズになります。
エイズはHIVと混同することが多いですが、HIVというウイルスに感染することによって最終的に発症するのがエイズです。
エイズは免疫力が著しく低下し、通常であればかからないような病気にもかかりやすくなります。
癌もできやすくなるので、死亡率が高いのです。

性感染症の感染経路

性病の原因感染経路を押さえておくのが重要です。
性病は基本的に性行為で感染しますが、稀に性行為以外の間接接触でも感染していくことがあります。
性行為以外ではどうやって感染していくのか種類ごとに見ていきましょう。

尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスによって感染し、接触感染でうつっていきます。
潜伏期間はかなり長く、3ヵ月から8ヵ月になります。そのため発症した時には、いつ感染したのかがわかりません。

性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルスに感染している部位に直接触れることで感染します。
口唇にもヘルペスはできるので、そこが性器に触れることでもうつるのです。

クラミジアはクラミジア・トラコマティスという細菌が原因で感染していきます。
性行為のみで、キスや回し飲み程度ではほぼうつることはありません。
また、水中感染や間接接触でのリスクはほぼありません。

カンジダはカンジダ菌という膣内に存在している常在菌が原因で感染していきます。
通常であれば、デーデルライン桿菌がバランスを保っているのですが、ある条件が揃うと発症してしまうのです。
免疫力が低下すると異常増殖したり、抗生物質を服用して他の菌が減ってしまったりすると相対的にカンジダ菌が増えて発症してしまうのです。

梅毒は梅毒トレポネーマという螺旋状の細菌が原因で感染していきます。
性行為やオーラルセックスによってうつりますが、出産時に母親が感染していると母子感染も起こります

淋病は淋菌によって感染していき、性行為が主な感染経路です。
クラミジアと同時感染している可能性が高いため、同時に検査する必要があります。

エイズはHIVウイルスというウイルスが原因で、感染者との性行為や血液が粘膜に接触することによって感染していきます。
そのため、HIVウイルスに感染している人が出産した場合には母子感染もあるのです。
しかし感染力は非常に弱く、間接的接触や皮膚に付着した程度ならば感染はしません。

性病は発症しても治療が困難なケースと簡単に治療できるケースがあります。
基本的にはどれも自然治癒をすることは難しいため、自覚症状がある時にはできるだけ早く病院に行くようにしましょう。