おりものや陰部のかゆみがあったらカンジダかも

2020年05月07日

女性にとって切り離すことができないのがカンジダ膣炎になります。
性病とは言われていますが、女性の場合には感染経路が性行為とは限らず、自己感染することも多いです。
女性の膣内には様々な菌が存在して、通常であればバランスと取り合って清潔な状態を保っています。
ですが何らかのきっかけがあるとそのバランスが崩れ、それによって発症してしまうのです。

例えば抗生物質を服用していると、デーデルライン桿菌が減ってカンジダ菌が相対的に増えてしまったり、免疫力が低下することによってカンジダ菌が異常に増殖してしまったりするのです。
高温多湿な状況が最も繁殖しやすいので、生理の時にも繁殖しやすくなって症状が出ます。

女性の場合には強いかゆみとカッテージチーズ状のおりものやヨーグルト状のおりものが出るのでわかりやすいです。
男性の場合には性器周りに白いカスが付いたりしますが、かゆみや痛みのような症状が出ません。
男性器は女性器と違って粘膜ではなく皮膚で覆われています。
そのためカンジダ菌が付着しても洗い流されるので、発症しにくいのです。
男性の場合には自己感染することはなく、感染経路はカンジダを発症している状態の女性との性行為になります。

免疫力が下がっていることによって発症した場合には、免疫力が回復したら自然治癒します。
生理の時に発症した場合には生理が終わるのと同時に治ることも多いです。
しかし強いかゆみを伴うため、できれば病院に行って処方薬を出して貰った方が良いでしょう。

処方薬には塗り薬や膣錠があり、症状はかなり改善します。
処方薬で出されるのはエンペシドになります。
外陰部に使うのであればクリームで改善するのですが、膣内部がかゆい場合にはクリームでは改善することができません。
そういった場合には膣錠を使用しなければいけません。

病院に行くのが大変な場合には市販薬もあります。
エンペシドクリームには市販薬はないのですが、クロトリマゾールを主成分とするエンペシドLという市販薬があります。
エンペシドと同じ効果が期待できるので、良くカンジダになるけど病院に行く暇がない人におすすめです。

性病の中でも珍しい自己感染するタイプのカンジダ膣炎は、自己感染なので免疫力を上げる他に予防する方法がなく、ひどい人だと頻繁に発症してしまう性病になります。
1年に何回も発症するようであれば、免疫力を上げられるように生活習慣を見直してみた方が良いかもしれません。