トリコモナスだった場合の検査と治療法

2020年02月22日

膣トリコモナス原虫が原因で感染するのが膣トリコモナス症で、若年層よりも中高年層に感染している人が多い疾患です
男性の場合には尿道に寄生し、殆どが無症状と言われています。
女性の場合には子宮頚管に寄生し、泡立った悪臭のあるおりものと性器の強い痛みとかゆみが出ます。
ただ女性の場合も20%から50%は無症状で、男性も女性も気付かないことが多いです。

性病の中でも珍しく感染経路が性行為に限りません。
水中感染もあり、温泉施設で感染することもあるため、感染経路を特定することが難しい性病になります。
そのため性行為をしたことがない子どもでも感染することがあるのです。

膣トリコモナス症かどうかを診断するには男性は膿や初尿で、女性は膣分泌液から検査します。
顕微鏡検査で膣トリコモナス原虫が見付けられない場合には培養して再度検査します。
通常は病院で検査しますが、人によっては病院に行くのは恥ずかしいという方もいると思います。
しかもこの膣トリコモナス症はあまり症状がないので、もしかして感染しているんじゃないかとただ不安な人もいるのではないでしょうか。
そういった場合には検査キットで検査することができます。
自宅で自分の検体を採取して、郵送して検査して貰うことができます。
不安なだけでしたら手軽にできるのでおすすめです。

症状がないからと放置しておくのはとても危険です。
感染部分から更に奥にまで進み、症状を悪化させてしまうのです。
男性の場合には尿道炎や前立腺炎になってしまいます。
自覚症状がある時点で病院に行って治療するようにしましょう。
治療をする時にはイミダゾール系の治療薬を利用して治療します。
経口薬であれば1日2錠を10日間服用します。
女性の場合には膣錠を使うことも多く、膣錠であれば1日1回使用して治療します。
10日後に膣トリコモナス原虫が検出されなければ、完治したと見なされます。
女性の場合には次の月経後に再度検査するとより確実です。

水中感染をしてしまうので、予防するのがこの性病の難しいところです。
コンドームを着けるのは当然ですが、男性の場合には、性行為後に排尿をすることでも入り込んだ膣トリコモナス原虫を排出することができます。
更に温泉施設に行った時にも注意が必要です。
椅子を使う時には一度水で洗い流したりすることが大事です。
サウナで直接座るのも危険で、自分が持って行ったタオルを下に敷いたりするようにしましょう。