増加する梅毒の感染源を把握して予防しよう

2020年07月20日

昔は不治の病として有名だった梅毒ですが、現在ではそこまで一般的な性病ではなくなっています。
不治の病ではなく、治療すれば完治することのできる性病です。

梅毒の感染原因は梅毒トレポネーマという菌が原因になります。
感染原因となる梅毒トレポネーマは感染力が強く、口に感染している場合にはキスでもうつるのです。

最初は、梅毒の症状を見逃しがちです。
感染して3週間ほど経過すると、感染した箇所に小さなしこりができますが、これはほどなく消えるので、治ったと思うのです。
また、3ヵ月後には赤茶色の大きめの盛り上がりができますが、これも暫くすると消えてしまいます。
3年以上経つと皮下組織にゴム腫と言われる大きなしこりができるのです。
末期症状になると脳や目等に重い障害が出てしまいます。

こうなる前にきちんと治療しなければいけません。
ペニシリン系のアモキシシリンという経口合成ペニシリンを服用します。
症状にもよりますが、2週間から12週間の服用が必要です。
最大で12週間の投薬治療を行うのですが、その後も定期的に検査を行います。
それによって再発もしくは再感染したかどうかをチェックしていくのです。
治療が終わって半年後に血液検査をして、抗体価が16倍以上を示す場合には再発や再感染したと見なします。

ヘルペスのように免疫力が低下すると再発する訳ではありませんが、感染している人と性行為をすれば何度でも感染します。
治療が上手くいかずに再発してしまうこともあります。
そのためきちんと予防をすることが重要です。感染を防ぐにはコンドームを着けて予防するようにしましょう。
また、再発予防のためにはコンドームだけでなく、パートナーや家族と一緒に治療をすることが必要です。
感染力が強いので、家族やパートナーにも感染している可能性が高いです。
1回の性行為で20%から30%の確率で感染していると言われています。
一緒に治療をしないと、治ったと思ったらまたうつる、ということを繰り返してしまいます。
きちんと一緒に治療しましょう。

性病は基本的に自然治癒するものはありません。
きちんと治療をしないと不妊の原因になることも多いので、早期発見と早期治療が大事になってきます。
パートナーを限定していても絶対に大丈夫と言えないのが性病の恐ろしいところです。
自宅でできる検査キットもありますし、保健所でできる検査もありますので、安心するためにも定期的に受けてみてはいかがでしょうか。