尖圭コンジローマ治療法、凍結療法、電気焼灼、レーザーの痛みが気になる

2020年04月02日

見た目のインパクトが強いわりに気付かれにくい性病が尖圭コンジローマです。
カリフラワー状のイボができるのが特徴で、痛みやかゆみといった症状はありません。
イボができるのだからすぐに気付くのではないかと思うかもしれませんが、意外と気付かないことも多いのです。
男性の場合には尿道にイボができることもありますし、女性の場合には膣内にできることもあります。
それだけではなく、女性の場合には男性と違って女性器が直で見えている訳ではないので、大きくなって違和感があるようになるまで気付かないことも多いのです。

感染経路は通常の性病と同じく性行為なのですが、実は感染経路を特定できないことも少なくありません。
それは潜伏期間がとても長く、3ヵ月から8ヵ月もあるからです。そのためいつどこで感染したんだろう、と不思議に思う方も多いようです。

尖圭コンジローマの治療はその人の症状や病歴に応じて変わりますが、大きく分けると薬物療法と外科的手術の2種類です。
薬物療法は比較的症状の軽い場合に可能で、ベセルナクリームを用いて治療します。
就寝前、患部にベセルナクリームを塗布してそのまま就寝し、翌朝石鹸で洗い流します。
そのままにしておくと、重篤な副作用を引き起こしかねないので、必ず洗い流さなければいけません。
1日おきに塗布することが前提で、毎日塗布すると重篤な副作用を引き起こす可能性があります。

外科的手術にはレーザー治療、電気焼灼、冷凍凝固等があります。
レーザー治療の場合には麻酔を使うので痛みもなく、跡も残りにくいのですが、再発しやすいので、広範囲にレーザーを当てる必要があります。

電気焼灼は高周波電流メスでイボを焼却する方法です。
こちらも同じく麻酔を使って痛みも感じにくく、跡も残りにくい方法になりますが、レーザー治療も電気焼却も再発のリスクが高いので、補助的な役割という認識が強いです。

冷凍凝固はマイナス196℃の液体窒素を綿棒のようなものにつけて、それをイボにつける治療法になります。
麻酔を使わないので痛みが強いです。早期に凍結凝固をすれば効果的ですが、中途半端にしてしまうとさらに悪化させてしまうことになります。

尖圭コンジローマの20%から30%は1年で自然治癒しますが、自然治癒することを期待していて治さないと、余計に悪化してより痛い手術をしないといけなくなってしまいます。
イボが子宮頸がんに発展してしまうこともあるので、気付いた段階で早めに治療するようにしましょう。